こんにちは
あっぷるびーです。
最近EV業界でまことしやかに囁かれている日産の充電カードプラン「ZESP2」が無くなる、改悪するという噂。
私なりに調べてまとめました。
ZESP2が無くなると絶望だなと一瞬思いましたが、意外とメリットも有る。
そんな噂をまとめてみました。
ZESP2カードって何?
ゼロ・エミッション・サポート・プログラムの2代目
ってことかな。
ZESP2カードは日産が発行している日本全国の日産ディーラーの充電器、及びぞうさんマークのNCS(日本チャージサービス)の急速充電器が月額2200円で使い放題になる夢のようなカード。
日産の謳い文句は
まぁ凄く良いキャッチだとは思いますが、中々旅ホーダイに行ける人なんて限られてますよね。
でもこれを現場(ディーラー)では旅行ではなく毎日の「通勤ホーダイ」にメリットが有ると説明して販促につなげてます。
また自宅にV2Hを装備している家庭なら、ディーラーで充電した電気を自宅用に使えますよ、と言ってしまう営業マンもいるとかなんとか。
まぁ嘘じゃないし、売りたい営業マンだったらそう言うよ。
通勤代もばかにならないし、電気料金が浮くならリーフ(e-NV200)を買おうって気持ちになるからね。
100kmしか走らなくても2200円
5000km走っても2200円
もう少し詳しい充電についてはこちらへ
そんな心ときめくカード、それがZESP2カード。
ネットではガソリン軍団から乞食と言われる悪魔の実のようなカード
今回はそのZESP2のお話しです。
そんな悪魔の実が無くなる噂
今月始めころからネットで囁かれ始めたようです。
まだ正式な発表はないのですが、ディーラーで聞いたとかメーカーの人から聞いたとか文春の記者から聞いたとか、色々な噂が飛び交ってます。
私もディーラーで確認しましたが、噂では聞いてるけど正式発表は無いとの返答でした。
まぁ無くなると言っても明日、明後日の話ではなく少し先のようです。
ちまたの噂では
- 現ZESP2の加入者
2020年いっぱいは今のままのZESP2プラン、2021年から強制的に新しいプラン
日産から車両購入時にZESP2を4年間無料で付帯プランに入った方は、2021年以降でも付帯プランの終了日までは今まで通りのZESP2のプランで、付帯プラン終了時に強制的に新しいプランへ
新しいプランが気に入らなければ退会も可能
ちなみに時期は諸説あり、3年後、4年後との話もあるようです。 - ZESP2非加入者
2019年末でZESP2新規加入終了
終了時期は諸説あり、2020年だとかもっと先だとか言われています。
新しいプランの噂
ZESP2が廃止になったらどうなるの?
という話なんですが、実際には無くなるのか、はたまたプラン内容が変わるのかと言われてます。
ちまたの噂では
- 月額料金が上がって定額(月額1万とか)
- 月額料金が上がって30分充電を○回まで無料。それ以降は従量課金制(15円/分とか)
- 月額料金が上がって10分充電を○回まで無料。それ以降は従量課金制(15円/分とか)
- 月額料金変わらず従量課金制(8円/分とか)
- 月額料金が上がって従量課金制(8円/分とか)
どのプランも本当にありそうな感じですが、まだメーカーからの発表はないので結論はわかりません。
ここからは私の私見ですが、この意見はそこそこ真実味があると思っています。
三菱とかの料金体系を見ると大体こんなもん。
ただ条件が厳しくなったらリーフ買わない人が結構いるんじゃないかなぁ
ZESPプランは電気自動車の良さを世の中にアピールする政策だったのに、まだまだ浸透してないからね。
電気自動車は素晴らしいと薄々思ってる人も多いとは思ってるけど、まだまだ高いし制約も多いし、人参が無いと二の足踏むよ。
もう持ってる人は自宅充電にシフトするのかな。
なんでZESP2廃止にしようとしてんの?
噂にソースを出せないんで私見をのべさせてもらいますが、ZESP2の会員費では日産が赤字、もしくは利幅より手間のほうが大きくてディーラーから不平不満が出てるのでしょう。
充電マナー守らないやつの対応もその一つ。
お茶サービスのたぐいもそう
出さなかったら出さないで陰口言われるし、そりゃやめたいよね。
それと詳しくはわからないけど、行政も巻き込んで充電器設置の補助金もばらまいたのに、それでも充電器使われなければ使われないで叩かれるんだろうし。
「日産が急先鋒だったのに、やめんのかっ!」とか言われそうじゃん。
何とか厨に。
ハリネズミのジレンマだな。
お前は旅ホーダイ終わったらEVやめんの?
リリースもないのに一概には言えないけど、多分私はやめないでしょう。
その理由ではやめない。違う理由でやめるかもしれないけど。
ちなみに私は凄く厳しくなって良いと思ってます。
どのプランでも良いのですが、定額はあまり歓迎できないと考えています。
それは充電マナーの悪さを増長させるから。
無駄なおかわり充電とか。
95%からもう一回充電しようとするリーフタクシーとか良く見る。
個人的には充電終わっても帰ってこないリーフ運転手より、無駄な充電してるやつの方が嫌。
ここでも書いたけど、充電量ってバッテリー残量に大きく影響するから80%以上で充電するのはホント非効率。
それ知っててバカおかわりするからなぁ
次の人がいないなら良し、次来たらすぐに変わってくれるなら問題にはならないんだけど。
じゃ次はどんなプランが良いの?
私の考えではプランを分ければ良いと思う。
今でも別れてるけど、携帯みたいにもっと細分化すれば良いんじゃないかね。
例えば
- 今と同じ旅ホーダイ 15000円
- 無料回数15回付き従量課金制 5000円+8円/分
- 無料回数10回付き従量課金制 3000円+10円/分
- 完全従量課金制 1500円+15円/分
みたいな感じなら選べるし、V2Hの盗電も減るだろうしね。
それでもガソリン車に比べたら安いと思うよ。
自分の使い方だと個人的には2番を推したい。
何より実行してほしいのは
充電終了後3分以内に移動しないと10分おきに500円加算
みたいな制度を作って欲しい。
本当は充電用スペースにコインパーキングのフラップ板を設置して、充電してない時間帯は別途駐車料金がかかるようにすればもっと良いけど、流石に色々無理があるか。
どうして従量課金だと分単位で考えるの?
私も詳しくはないんだけどネット情報によると、電気は電気事業者(東電とか)しか売ってはだめってルールがあって、急速充電器のたぐいは電気を売ってるのではなく設備を貸し出してるってことらしい。
だから充電量に対しての値付けは電気を売ってるという解釈で駄目なんだって。
まとめ
色々調べてみたけど、真相はまだわかりません。
正式リリースをドキドキしながら待ちましょう。
ちなみに24kwのバッテリーしか積んでないポカリと、62kw積んでるリーフじゃ同じ時間充電しても全然充電量違うんだから充電量に応じた金額にして欲しいのが本音。
今後NCSが他団体に継承予定で、それによっては仕組みが変わり充電量に対する課金も可能になるかもってどこかで見たけど。。。真相はわからない。
何にしても仕組み、法律、利権が絡むからどうなるのか。
この辺もZESP2をやめるかもって話が出てきた一因だと思う。
世界中の国々では、HVじゃ駄目、完全電気にしろって法律ができるくらいなのに、日本ではまだまだ法整備が追いついてない。
モノづくり、ハイテク分野の非先進国になって久しいけど、中々世界と方を比べるってのは難しいんだね。
企業が良くても国が追いつかない、隣人の顔色でも気にしてるのかな。
はじめてまとめ記事っぽいの書いてみたけど難しいね。
充電マナーを守って良いEVライフを!
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