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快適車中泊改造計画 e-NV200の断熱材加工

 

こんにちは

あっぷるびーです。

 

ミニバン電気自動車(EV)のポカリ号(e-NV200)に乗ってます。

電気自動車ポカリ号であちこち走り回ってます。

 

e-NV200快適車中泊改造計画サマリーはこちら

www.e-nv200.net

 

今回はe-NV200の内張りを剥がして断熱加工をします。

 

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断熱材加工

車中泊の快適に過ごせる条件の一つに車内温度があります。

エコンかけてればある程度温度を調整できますが、それにしても外気温からの影響を強く受けてしまうというのは好ましくありません。

考え方としては家と同じなのです。

夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるようにすること。

そのために断熱材を内張りの中に入れていきます。

断熱材にどのくらいの効果があるか楽しみです。

早速作業を見ていきましょう。

 

天井

天井の内張りを剥がしていきます。

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先にリア側から外していきます。

 

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フロントも剥がしました。

 

 

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フロント側からリア側を見た感じ

 

天井の内張りは、フロント側とリア側に分割されています。

最初にリア側を外してからフロント側を外します。

 

この天井内張りは主にプラスチックのピンで止まっています。

 このピンは流石に素手では抜けないので、このようなアイテムを使います。

エーモン 内張りはがし(S)青 プラスチック製ハードタイプ 1425

エーモン 内張りはがし(S)青 プラスチック製ハードタイプ 1425

 

これは内装を剥がす時に使うものですが、釘抜きのような形状をしていて、このくぼみででプラスチックのピンを抜きます。

鉄のもありますが、内装に傷つけないこちらがオススメです。

この時、室内灯も一緒に外します。

 

全て剥がしたらむき出しの鉄の部分に断熱材を貼り付けていきます。

今回天井の断熱材はこちらを使いました。 

 天井裏の断熱を選ぶ時に考えたのは、作業中に貼った断熱材が落ちてこない手軽なものを探したところ、口コミの評判も良かったのでシート状のこちらを選びました。

今回はこちらを5セット使いました。

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この状況で届きますので、ハサミを使って天井の形状に合わせて切り貼りしていきます。

 

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 フロントはラジオのケーブルやスマートキーのアンテナ等のケーブル類の取り回しがあるので二分割で貼りました。

 

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すべて貼り終わったところ。

後ろから見た図

上を向いて作業するので疲れますが、作業難易度としては高くありません。

できるだけ細かく切り貼りしていくと時間は結構かかりますね。

 

この作業で一番大変なのは内張り戻しです。

二人なら何てこと無いと思うけど、一人だと頭使いますね。

2つの意味で。

 

フロントドア

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内張りを剥がします。

内側の取っ手の所にネジが一箇所ありますが、後はバリバリ剥がすだけ。

剥がす時の必需品と言えばこれ

【Amazon.co.jp 限定】エーモン 内張りはがし ポリプロピレン製ソフトタイプ 4935
 

 昔はマイナスドライバー使ったり、素手で頑張ってましたが使ってみたら手放せません。

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ドアの断熱シートは天井と同じものを使いました。

ドアの形に切り取る事もできますが、無駄な半端が出てくるので可能な限り無駄にならないように、また余った端材などを利用して細かく貼り付けました。

この時に最初からついてるビニールの膜は傷つけないように。

破けてしまうと防水効果が下がります。

ちなみに断熱シートの二枚貼りは無理でした。

厚みがあると内張りに干渉して取り付けられなくなります。

 

スライドドア・荷室壁面

スライドドアの断熱は少々大変でした。

この車のサイドドアは窓が下がりません。

なのでドア内はほぼ空洞で「簡単に断熱材詰めれるやん!」と思ってましたが、スライドドアの内張りを剥がすとフロントドアと同じでビニールが貼ってます。

しかも内張りとドアの間にクリアランスがないのでシートは貼れない。

 

という事で、防水ビニールを剥がして中に断熱材を詰めていくことに。

家の内装と同じような作業です。

ビニールがとまってる黒い接着剤(ブチル)をビニールを傷つけないようにカッターで切り取り開腹してから断熱材を詰めていきます。

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詰める断熱材はコレ 

 適当な大きさに切ってグリグリ詰めていきます。

スライドドアの断熱詰めた写真撮り忘れた。。

 

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荷室も同じ。

見えてるところだけじゃなく、柱のところとか手が入るところまでギュウギュウに押し込んでかなりパンパンにしてやりました。

この時、細かいガラス繊維が出てきてしまうのでサイドを軽くテープで止めてあげて下さい。

それと作業する時は手袋したほうが良いでしょう。

軍手じゃなくてゴム系の手袋が良いです。

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スピーカーを戻して終了。

反対側ですが、細かい所に余った断熱シートを貼って内張りを戻します。

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 ちなみに断熱材が黒いのは、ためしに断熱シートを貼ってみたら内張りが入りませんでした。

その剥がした跡です。

リアゲート

内張りを剥がして中に断熱材を詰めて断熱シートを貼ります。

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断熱シートは何部かに分けて貼りました。

 

荷室部分の床の内張りを剥がし、下にシートをそのまま一枚いれました。

なので床のボコボコも気にならなくなりました。

良く車中泊DIYに床のフラット化がありますが、ポカリはフラットにはなってませんがそのまま何も敷かずに座れる様になりましたので、床には何も貼ってません。

荷室に座っててもお尻が冷たくならないしオススメです。

 

まとめ

断熱材加工は難易度の高くない作業です。

でも実際にやってみると内張りの脱着が非常に手間で大変でした。

しかも今回は友人と二人でやったので良いのですが、天井の戻しは一人では難しいですね。

天井の内張り材質が丈夫なダンボールのような感じなのでふにゃふにゃ、折れやすいので作業時には気をつけて下さい。

 

内張りは戻さず次の作業に入ってきます。

次は室内灯追加

 

 ちなみに室内で作業する時、 内張り剥がすと鉄がむき出しになるので
マグネットで固定できるコレは、どこにでもくっついて便利ですよ。